超時空の夜

作家/ちいさな出版社「世瞬舎」代表 

アイリダ- Vvikipedia

 

アイリダ(IRI-DO)は、株式会社コントラが運営する渋谷エリア限定のAR(拡張現実)型ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)。20××年10月にiiOS・Ando-roidにてリリースされている。現在のサービス登録者数は××万人(20××年 6月時点)

 

 

概要

アイリダは拡張現実(AR)を本格的に取り入れた初めてのSNSである。ARの有効範囲は現時点においては渋谷エリア(渋谷区内繁華街の一部。宇多川、円山町、神泉町、松濤等、渋谷駅周辺が主に含まれる)のみとなっている。

使用者はスマートフォン等のデバイスでアイリダにログインの上、AR効果を視覚情報等で楽しむためARグラス(いわゆる眼鏡型)、ARコンタクト等を装着する。すると渋谷の建物や道路、公共交通機関など、視界に広がるさまざまな景色がアイリダ特有の映像処理が付加されたものに変わる。

近未来的なバーチャルシティ風の『メトロポリタン』、江戸時代の日本家屋風の『EDO TOKYO』、大自然が広がる『ネイチャーワールド』など、区画ごとの特色がある。これらのアニメーション効果は、実際の建物や公共交通機関等にマッピングされており、当然それらの建物に入店したり、電車などの公共交通機関に乗ったりすることもできる。

 

 もうひとつのAR効果として、アイリダユーザーのアバター(着せ替え)要素がある。洋服などのファッションアイテムはもちろん、身長や身体のスタイル、髪型や顔型、性別まで細かく自分の好きなように変更し、アイリダ内(渋谷)を歩くことができる。現実に服装等を着替える必要はなく、ARグラス越しに見ればアイリダ内での仮想の姿として見られることができる。

 このふたつの要素が合わさった仮想と現実の中間のような独特の世界観に加え、アイリダ内で完結する通貨やサブスクリプションサービス、アイリダのユーザー間で楽しむSNS要素などが好評を呼び、現在、同サービスは関東圏の若者を中心として人気を博している。

 

 

略史

初期の構想は、現 コントラ代表取締役社長である林元昭が、サンフランシスコでの海外研修中に見た夢をもとに、かつて見たアニメ映画「パプリカ」を想起させる世界を現実に作りたいと思ったのがきっかけであった。その後、早稲大学に在学中に、後にCFOとなる山西と共にMONOAR(モノエアー)を立ち上げた。当初の技術的なユニークさは、現実空間にマッピングするのに非常に効率的な技術を林が開発したことであった。この技術は、後々のアメリカの類似サービスにあたるRoland創業者である、デイビット・ラブロッサムも高く評価している。

 

20xx年10月、MONOARは、東京都北区にあるシャッター商店街のシャッターにARでECサイトの商品を展示した。林の大学時代の旧友のコネクションから、大手広告会社を通してPRしてもらったこともあり話題となった。加えて山西の努力もあり、最初の資金調達時に3億円を得ることになった。この技術をもとに、その後もARによる商品展示事業を行っていった。

 

20xx年12月、林が自身のアイディア(渋谷の街を全てARにするSNSを作る)を実現させるために必要な調達額を算定したところ、約30億円となった。巨額の資金調達を実現させるために、山西が知り合いのベンチャーキャピタルに相談を持ち掛けたところ、大手企業の都市開発CVCが丁度出資先を探しているとのことで、紹介してもらった。そのときに出資をする際の条件としてはジョイントベンチャー合弁会社)が提示された。こうして株式会社コントラが誕生することとなった。なお、この時の出資額は公表されていないが、43億円とされている。

 

20xx年3月、アイリダが正式にリリースされた。同年9月、初のアップデートとしてVer 2.0がApr Storeに登場した。キャラクターの増加、行動範囲の増加(Ver 1.0では渋谷駅の周辺のみであった)、4つの新着せ替えが加わり、またサービスアイコンが新しくなった。

 

20xx年7月、同サービスの累計アクセス数が1億人を突破し、全世界のARアプリ1位になったことで、海外からの流入が増え、同年12月には累計アクセス数が2億5000万人となり飛躍的に伸びた。なお、海外からは閲覧のみや、チャットのみと限定的なサービスではあったが、日本風のテイストが好まれ、ビリー・カナディルのyoutubeにやってみたチャレンジがアップされたのがきっかけとなり、注目を集めた。

 

20xx年4月にグーゴルが企業提携を打診し、グーゴルコンタクトの開発を発表した。

 

20xx年6月、『EDO TOKYO』がリリース。

 

20xx年10月、『ネイチャーワールド』がリリースされ、渋谷駅周辺を『メトロポリタン』と改名する。

 

20xx年5月、グーゴルコンタクトがリリース。

 

20xx年10月、アイリダ出店店舗数が1万店舗を突破し、現実の店舗数とほぼ同数となる。

 

20xx年6月、アイリダ内での流通取引額が5,000億円を突破し、数あるSNSでも世界有数の商圏を持つことになった。

 

 

評価

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受賞歴

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脚注

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外部リンク

seishunsha.thebase.in

※発売日は6月20日ですが、今からでも「購入予約」ができます!